今回の施工例は公共施設のトイレや医療（病院の病室等）・介護施設・オフィスビルなどでゆっくりとしまる構造になっている引戸のエアダンパーの取替工事施工例です。
引戸がゆっくりと自動的に閉まる引戸にはいくつか種類がありますが、今回、施工させて頂いた公共施設のトイレ引戸の場合は「エアダンパー」を使用してゆっくりと引戸が閉まる仕組みになっています。
新築して20年以上経過しているのでエアダンパー自体が経年劣化で空気がもれてダンパーが効かない状態になっていたため交換することになりました。
エアダンパーの工事自体は簡単なものですが、自動的に閉まるようにするためには調整が必要です。
エアダンパー自体の調整で簡単に直る場合もありますが扉自体が自重によって自然に閉まるようにするためには上レールの傾き調整も必要になってくるため専門知識が必要となる工事です。

エアダンパー取替工事施工例

こちらがトイレ引戸です。
上吊りタイプの引戸です。※ハンガー式




室内側の上部の写真です。








カバーを取り外します。




こちらがエアダンパーです。




既存のエアダンパーを取り外します。




こちらが新しいエアダンパーです。
代替品です。品番はARAD-T




既存のエアダンパーと新しいエアダンパーを並べてみました。
下が新しいエアダンパーです。既存のエアダンパーと比べるとスリムになっています。
メーカー純正の代替品なので問題なく取り付け可能です。




新しいエアダンパーを取り付けます。




こちらがエアダンパーの調整ネジです。




三和シャッター工業　鋼製軽量引戸スムードのエアダンパー取替工事施工例