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お風呂のリフォームで土間コンクリート打ちは必要なの?
今回はお風呂のリフォームの土間コンクリート打ちについての記事です。
お風呂のリフォームはシステムバス(ユニットバス)・タイル張り・ひのき風呂・岩風呂(石風呂)などがありますが基本的に全て土間コンクリート打ちが必要となります。
今回の記事ではお風呂のリフォームで土間コンクリート打ちが必要な理由と土間コンクリート打ちの施工例をUPいたします。
これからお風呂のリフォームをお考えの方にとって少しでもご参考になれば幸いです。
お風呂のリフォームは何で土間コンクリートを打つの?
お風呂の工事はユニットバス(システムバス)・タイル貼り・ひのき風呂・石風呂(岩風呂)など様々なタイプのお風呂がありますが、基本的に全てのお風呂は土間コンクリートを打ちます。
その理由とは?
浴槽を据え置くため
システムバスの架台を設置するために丈夫で安定した設置面が必要なため
防水のため ※別途防水工事が必要
排水等の水勾配をとるため
特にユニットバスを1Fに設置する場合は土間コンクリートは必須といえます。
以前、1990年代頃にシステムバス(ユニットバス)を土間コンクリート面に設置するのではなく土台部分に引っ掛けて設置する「吊り架台」という方式の施工方法がありました。
※現在でも一部のシステムバスでは採用されています。
この「吊り架台」の場合は土間コンクリート打ちをしなくてもシステムバスの設置に関しては問題ありません。
注意・・・リフォームを短期間で仕上げるためや低価格で工事を行う目的で土間コンクリートを打たない方法もあります。
ピンコロ(束石)を並べてシステムバスを設置する方法です。この施工方法はおすすめ出来ません。
土間コンクリート打ちの施工例
小山市IH様邸浴室土間コンクリート打ち
こちらは既存浴室の解体後の写真です。
配管工事後の写真です。
排水と給水(水)
※今回の現場の場合は給湯配管は土間コンクリート打ちの後に施工します。
砕石と鉄筋(メッシュ)の施工
砕石は元の地盤を締め固めするために必要です。土のままだと上手く締め固めすることが出来ません。
そして、コンクリートの下地という役割もあります。
鉄筋はコンクリートのひび割れを最小限にするために入れます。
コンクリートは引っ張りに弱いのでそれを補うために鉄筋を入れます。
基本的にコンクリートはひび割れする可能性が高いものです。
コンクリートが割れても鉄筋を入れておくことでひび割れを最小限にすることが出来ます。
生コンクリート車
土間コンクリート打ち
木ゴテ等で粗仕上げします。
※あくまでもシステムバスを設置するのが目的なのでツルツルに仕上げません。
土間コンクリート打ちの完了です。
土間コンクリートを打った次の日の写真です。
コンクリート本来の強度は出ていませんが十分に乾いているのでシステムバスの設置に問題ありません。
まとめ
土間コンクリート打ちはお風呂のリフォームをする場合には必須といえます。
例外として土間コンクリートを打たないで施工する方法もいくつかありますが1Fに浴室を設置する場合は地面からの湿気を防ぐ役割もあるので土間コンクリート打ちを行うことをおすすめいたします。
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2017.11.24スタッフブログ担当/小野寺 秀行〈資格〉建築士、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー、給水装置工事主任技術者、栃木県震災建築物応急危険度判定士、福祉住環境コーディネーター、福祉用具専門相談員
住宅リフォームを専門分野とする建築士。特に木造住宅の設計・リフォームに関しては小山市・小山市周辺で2,800件以上の設計・施工実績(住宅リフォーム実務経験年数24年)趣味は登山・クライミングです。
小山市・野木町・栃木市・結城市・古河市です。
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