オリーブホームは栃木県小山市でリノベーション・水まわりリフォーム・屋根外装リフォーム等を手がける一般戸建住宅専門の住宅リフォーム会社です!
〈価格改定のご案内〉※詳しくはページ下部をご確認ください
  • 建具(ガラス戸・木製フラッシュ戸)がキツイ・重い・動かない・・・。調整方法・修理方法あります!

    今回はガラス戸・木製フラッシュ戸などの木製建具の調整方法・修理方法についての記事です。

    ガラス戸などの建具がキツイ・重い・動かないという建具はありませんか?
    引戸・片引き戸・引き違い戸などの建具はキツくなったり重くなったりします。
    基本的に新築時では隙間があまりないように鴨居・敷居・建具枠・柱などにあわせてピッタリに建具を作ります。
    そして、新築引渡しをして数ヶ月後・数年後に一度ぐらいは建具の調整が必要になります。
    最近の家は乾燥材や集成材の木材を使用していたり梁を太いものを使用していたりするので頻度は減っていますが早かれ遅かれ建具の調整は必要なものです。








    建具がキツくなったり重くなってしまう原因とは?

    基本的に木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造などの構造・工法を問わず、新築時の状態では建具は鴨居・敷居・建具枠・柱などに合わせてピッタリに作ります。
    あえて最初から緩めに作る建具店さんもいらっしゃいますがこれは例外です。
    建具がキツくなったり重くなってしまう主な原因は下記の通りです。

     「鴨居」が下がってしまう。真ん中付近が垂れてしまう。
     「敷居」が上がってしまう・真ん中が持ち上がってしまう。
     柱・梁などが乾燥収縮したため。
     梁が下がってしまっている。梁自体の自重で垂れてしまっている。
     建具自体が反ってしまっている。
     建具の戸車の破損等
     敷居の溝の部分の破損等


    建具を交換しなくても修理出来るのか?

    多くの建具は建具自体をカンナ等で削ることによって修理可能です。
    建具の戸車が壊れてしまっている場合は戸車の交換が出来ます。
    敷居の溝が破損したり敷居すべり(敷居テープ)が剥がれてしまった場合も修理可能です。




    建具の動きを軽くスムーズにする方法

    ガラス戸などの建具の動きを軽くスムーズにする方法として「戸車交換」と「Vレール取付」という方法があります。

    既存の敷居の溝がどんなタイプでも対応可能です。
    敷居の溝

    敷居の溝

    敷居の溝



    敷居溝のタイプに合わせてVレールを取り付けます。
    アルミ製と樹脂製があります。
    Vレール

    Vレール



    戸車も建具の形状等に合わせて取り付けます。
    戸車


    実際に施工した建具修理の動画

    実際に修理した建具修理の動画です。
    戸車交換とVレール取付をして動きが軽くスムーズになりました。
    ご参考までにご覧頂ければ幸いです。
    ガラス戸の敷居にアルミ製Vレールを取り付けした建具調整工事例





    建具調整(Vレール取付・戸車取付)




    建具修理(Vレール取付・戸車交換)

    2017.12.22
    スタッフブログ担当/小野寺 秀行
    〈資格〉建築士、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー、給水装置工事主任技術者、栃木県震災建築物応急危険度判定士、福祉住環境コーディネーター、福祉用具専門相談員

    住宅リフォームを専門分野とする建築士。特に木造住宅の設計・リフォームに関しては小山市・小山市周辺で2,800件以上の設計・施工実績(住宅リフォーム実務経験年数24年)趣味は登山・クライミングです。
    このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る