今回の屋根のリフォーム工事施工例は既存の瓦屋根の形状変更を伴う葺き替えリフォーム工事です。
小山市HE様、この度は工事依頼ありがとうございます。
ご紹介していただいたKM様、いつもありがとうございます！

屋根の形（デザイン）を切妻から寄棟に変える屋根リフォーム工事の概要

今回のHE様邸の屋根のリフォーム工事は既存の瓦を解体して新しい瓦に葺き替えるリフォーム工事です。
さらに、今回のHE様邸の場合は屋根の形も変わります。
横から見たら三角になっている切妻屋根から寄棟屋根に形状変更します。
屋根の形が変わるので下地の骨組み（小屋組）も新しく組み替えます。
小屋組を組み直すということは柱の追加や梁（はり）や桁（けた）などの木工事（大工工事）もかなり必要になります。
木材の加工も多くあるので現場加工ではなく作業場にてプレカット加工を行ってから現場取付等をいたしました。

屋根葺き替えリフォームの工事期間はどれぐらいかかるの？

今回のHE様邸の場合は屋根の形の変更があったため作業場加工だけでも約3週間かかりました。
現場での作業は下記のようになります。
瓦の解体工事・・・2日
野地板等の解体工事・・・１日
柱・梁や桁などの木工事7日
瓦工事・・・4日
合計・・・14日
※現場作業の日数です。（日曜日などの休工日は含めておりません。）
※作業場加工まで含めると約32日です。

瓦屋根の葺き替えで必要な工事とは

今回のHE様邸の場合は屋根の形状変更がありましたが、形状変更を伴わない屋根の葺き替え工事の場合は下記のような工事が必要となります。
解体工事
　既存の瓦屋根の解体工事
　野地板（瓦の下地板）の解体工事
　垂木の解体工事　※破風板等を交換しない場合は解体しません。

木工事
　垂木の取付（新規または補強等）
　野地板（杉板・構造用合板など）
　下葺き工事（アスファルトルーフィング貼り）

瓦工事
　瓦桟
　瓦葺き
　棟

小山市HE様邸瓦屋根葺き替えリフォーム工事施工例

屋根葺き替えリフォーム前の写真です。
切妻の瓦屋根でした。




既存の瓦の解体工事




野地板（杉板）の解体工事




小屋組の解体工事




新しい小屋組の工事






垂木（たるき）




野地板（のじいた）






下葺き（アスファルトルーフィング貼り）
タジマ製のPカラーEX+を使用しました。
通称ゴムアスと呼ばれているアスファルトルーフィングです。




瓦桟（かわらざん）
瓦を引掛けて固定するための木桟です。
雨水等が侵入した場合でも水が流れるように木桟の下端に切り欠きがあります。








瓦工事
瓦は新東の平板瓦を使用しました。
セラムシリーズです。
CERAM F2


















瓦屋根葺替リフォームの完成写真










瓦屋根の葺き替えリフォーム工事施工例（屋根の形状変更）