オリーブホームは栃木県小山市でリノベーション・水まわりリフォーム・屋根外装リフォーム等を手がける一般戸建住宅専門の住宅リフォーム会社です!
〈価格改定のご案内〉※詳しくはページ下部をご確認ください
  • 神社仏閣・和室などに最適な三重県産のヒノキ材

    今回は神社仏閣用に木材市場で仕入れて来た三重県産のヒノキについての記事です。


    栃木県小山市で自由設計の注文建築・増築・改築・リフォーム・外構工事・エクステリア工事の設計施工を手がけるオリーブホーム株式会社の小野寺秀行です。
    いつもブログをご覧頂きありがとうございます!


    今回、木材市場で仕入れて来た三重県産のヒノキは三方無節という種類に分けられている木材です。
    三方無節は三面無節・三面無地・三方無地ともいいます。
    ※一方・二方・三方・四方とあります。
    呼び方は異なっても意味は同じです。
    木材の断面が四角になっているので四つの断面のうち三面に全く節が無い木材のことをいいます。
    今回の材料は神社仏閣改修工事に使用するために仕入れました。
    このように節がない木材は神社仏閣の他に一般住宅では和室などに多く使用されます。
    節あり・節なしは好みによるところも多いですが、和室の敷居や鴨居などは建具の溝を掘る関係なども含めて節があると造作加工等で不都合な点もあります。例えば、建具の溝のところに節があると節の部分で建具が引っかかったりする可能性があります。また、死節などの場合は節の部分が欠けてしまう場合もあります。
    フローリングや壁材(羽目板)としてヒノキを使用する場合、節あり・節なしはお好みで選んでいただいて良いかと思います。
    節がない木材は植林をして木を育てている状態から無節になるように枝を落とすなど管理されて育てられています。そして、伐採後は節が木材の表面に出ないようにして製材します。
    このように節がない木材は森林で植林している状態から人の手が多く加わっています。そのため、価格も当然ながら高めになります。
    例えば和室の柱や敷居・鴨居などに使用するヒノキ材の価格のイメージとしては・・・
    4面とも節があるヒノキ材・・・1万円
    4面とも節がないもヒノキ材・・・3万円から6万円
    あくまでも価格のイメージとしてはこのように違います。太い木材・長い木材になるほど価格の差は出て来ます。また、産地や部材(柱・梁・縁甲板・羽目板・寸法)によっても大きく異なりますので実際に使用する予定の方はその都度、弊社のスタッフにご相談ください。品質・価格等、出来る限りのご対応をさせて頂きます。



    ヒノキは白木と淡い赤身の部分に特徴があります。
    製材した断面の部分によって白木と赤身の具合が異なります。
    三重県産のヒノキ材

    三重県産のヒノキ材

    三重県産のヒノキ材

    三重県産のヒノキ材

    三重県産のヒノキ材

    三重県産のヒノキ材

    断面を見ると白と赤が交互になっているのが分かります。
    三重県産のヒノキ材



    三重県産のヒノキのYouTube動画
    厚み45mm 巾150mm 3方無節








    2017.02.21
    スタッフブログ担当/小野寺 秀行
    〈資格〉建築士、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー、給水装置工事主任技術者、栃木県震災建築物応急危険度判定士、福祉住環境コーディネーター、福祉用具専門相談員

    住宅リフォームを専門分野とする建築士。特に木造住宅の設計・リフォームに関しては小山市・小山市周辺で2,800件以上の設計・施工実績(住宅リフォーム実務経験年数24年)趣味は登山・クライミングです。
    このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る