今回のリフォーム（リノベーション）は和室から洋室への内装工事です。
既存の塗り壁を壊さずにクロス貼りの洋室にリフォームした施工例です。
小山市IH様邸リフォーム工事
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和室から洋室にリフォームする場合の壁は壊すの？

和室から洋室にリフォームする場合、既存の塗り壁は壊すのが一般的な施工方法です。
しかし、既存の和室の反対側の壁も塗り壁になっている場合は解体する時に反対側の壁にヒビが入ったり、壊れてしまうリスクがあります。
そのため、ケースバイケースですが、今回の場合は既存の壁を壊さずに施工する方法が最善と判断して行いました。



こちらがリフォーム前の既存の和室の写真です。

既存の和室の塗り壁を解体せずに施工する方法とは

既存の和室の塗り壁を解体せずにクロス貼りの洋室にする場合は、既存の塗り壁の上に胴縁を取り付けます。
胴縁の厚みは現場状況に合わせます。
今回の場合は柱の表面と塗り壁の表面の寸法が24ミリから30ミリ程度でした。
※塗り壁なので計測するところによって施工誤差があるので異なります。

胴縁は24ミリと30ミリの厚みのものを用意してパッキン等を挟みながら高さ調整をして取り付けました。



胴縁の取付








石膏ボード張り
石膏ボードは厚み12.5ミリのものを使用しました。※不燃材
石膏ボードビスの長さ32ミリを使用して留めます。




クロスのパテ処理




クロス貼り

和室の目透かし天井からクロス貼りの洋室にする施工方法とは

目透かし天井は天井材を張っているというよりも吊り下げるような施工方法です。
そのため、天井材の下地である野縁は細かく入っていませんので基本的には解体します。
※多めに入っている場合は解体しない場合もあります。



リフォーム前の天井
目透かし天井




今回の場合は天井材と下地材を全て解体しました。




天井野縁は全て組み直しました。




天井野縁を組んだ後は壁と同じように石膏ボードを張ってからクロスパテ・クロス貼りという工事の流れになります。



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