オリーブホームは栃木県小山市でリノベーション・水まわりリフォーム・屋根外装リフォーム等を手がける一般戸建住宅専門の住宅リフォーム会社です!
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  • 杉の野地板(瓦屋根の下地板)木材市場仕入

    今回は木材市場で仕入れてきた杉の野地板(瓦屋根の下地板)についてのブログ記事です。


    栃木県小山市で自由設計の注文建築・増築・改築・リフォーム・外構工事・エクステリア工事の設計施工を手がけるオリーブホーム株式会社の小野寺秀行です。
    いつもブログをご覧頂きありがとうございます!



    今回は瓦屋根の下地板に使用する野地板(のじいた)に最適な杉材を木材市場で仕入れてきました。
    今回、仕入れた杉(すぎ)の野地板は「相じゃくり」という加工がしてある材料です。









    一般的に使用することが多い杉の野地板は下記の写真のように断面が四角です。
    ※畳の下地板(荒床)などにも使用出来る木材です。
    畳の下地板(荒床)などにも使用出来る木材

    野地板



    瓦屋根の野地板のリフォーム施工例です。小山市KA様邸瓦屋根リフォーム工事
    ※野地板の施工後にアスファルトルーフィングを張って瓦を葺きます。
    小山市KA様邸瓦屋根リフォーム工事


    杉の野地板は無垢材のため乾燥収縮によって張った後に隙間が出来ます。乾燥材の場合は収縮が少ないですが、一般的に野地板として使用する木材の場合は含水率が20%を超える未乾燥の状態が多いです。瓦屋根の下地材(野地板)として使用する場合、隙間に関しては見えなくなってしまうので美観としてはあまり問題になることは少ないと思いますが、例えば屋内の天井を張らないデザインの場合、瓦屋根の野地板が見えてしまう場合があります。※あえて見せるデザインもあります。
    このように建物の完成後も野地板が見えるデザインの場合は相じゃくり加工してある野地板を使用すると隙間が極力出づらいので最適です。
    今回、仕入れた相じゃくり加工品の野地板は野地板が重なる部分が約9mmありますが乾燥すると若干隙間が出る可能性があります。
    完成後の仕上げの質・デザイン・ディテールにこだわる場合は野地板として販売している杉材ではなく壁材・天井材として販売している「羽目板(はめいた)」を使用することをおすすめいたします。表面の仕上げの質・乾燥具合も野地板として販売しているものよりも上質です。



    今回、仕入れた野地板です。
    野地板

    野地板

    野地板

    野地板

    野地板

    野地板

    野地板

    野地板

    野地板

    野地板

    野地板



    杉の野地板 3650mm×150mm×12mm ※相じゃくり加工品







    2017.03.02
    スタッフブログ担当/小野寺 秀行
    〈資格〉建築士、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー、給水装置工事主任技術者、栃木県震災建築物応急危険度判定士、福祉住環境コーディネーター、福祉用具専門相談員

    住宅リフォームを専門分野とする建築士。特に木造住宅の設計・リフォームに関しては小山市・小山市周辺で2,800件以上の設計・施工実績(住宅リフォーム実務経験年数24年)趣味は登山・クライミングです。
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