オリーブホームは栃木県小山市でリノベーション・水まわりリフォーム・屋根外装リフォーム等を手がける一般戸建住宅専門の住宅リフォーム会社です!
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  • 波板屋根交換(張り替え)の失敗しないポイント

    波板屋根の交換(張り替え)は一般ユーザーのお客様自身で施工される方もいらっしゃると思います。
    波板の長さが6尺(1820mm)ぐらいで枚数も少なければ1人でも十分に可能です。
    長さや枚数が多いと上手に張るにはちょっとしたテクニックが必要です。
    今回は波板を上手に張るためのテクニックのひとつをご紹介したいと思います。









    波板自体を張るのは非常に簡単です。
    問題は屋根工事全体にいえることですが高いところでの作業のため危険だということです。
    2Fの屋根の上というのは誰もが注意して施工します。
    意外と危険なのは2m〜3mぐらいの高さです。
    脚立で作業出来る範囲の高さで事故や怪我が多いようです。



    波板屋根交換の失敗しないポイントは最初の1枚を真っ直ぐ張ることです。
    実はこれが意外と難しいのです。なぜなら屋根自体が完全な真四角でないからです。
    アルミ製品の屋根なら真四角かほとんど真四角だと思いがちなのですが、結構歪んでいるのです。
    つまり、真四角ではなく平行四辺形になっているのです。
    そのため、波板張りは最初の1枚と最後の1枚で上手く調整して張ります。
    1番のキモは最初の1枚です。
    最初の1枚が真っ直ぐでないと最後の1枚で調整しようと思ってもきちんと調整出来ません。



    職人さんによっては最初に波板を全部並べて確認してから張る(留める)方もいます。
    最初が真っ直ぐでないと屋根の先端(鼻)が斜めになったりノコギリ状になってしまいます。
    そうならないようにするためには波板を張る前に屋根がどれだけ曲がっているかを確認してから張る必要があります。
    見た目ですぐに曲がっていることが分かる場合は面倒でも波板を全部並べてから張ると間違いないと思います。
    または屋根の対角線の寸法を測ることでも曲がり具合を確認することも出来ます。
    そして、最初の1枚はきっちり寸法を測ってからカットすることです。
    ちょっとの寸法誤差でも1枚目をきちんと張れば2枚目以降の作業がかなり楽になります。



    最初の1枚目が核心です。これで決まります!
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    2019.02.19
    スタッフブログ担当/小野寺 秀行
    〈資格〉建築士、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー、給水装置工事主任技術者、栃木県震災建築物応急危険度判定士、福祉住環境コーディネーター、福祉用具専門相談員

    住宅リフォームを専門分野とする建築士。特に木造住宅の設計・リフォームに関しては小山市・小山市周辺で2,800件以上の設計・施工実績(住宅リフォーム実務経験年数24年)趣味は登山・クライミングです。
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