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フローリング張り替えリフォームの3つの施工方法と施工例
フローリング張り替えリフォームの3つの施工方法
フローリング張り替えには住宅の構造・工法・間取り・その他の納まり等の関係でいくつもの施工方法があります。
フローリング自体の張り方の基本は同じですが、フローリングの下地材や骨組みの現場状況によって、さまざまなリフォームならではのテクニック(知識・経験)が必要とされます。
今回はフローリング張り替えリフォームを大きく分けて3つの施工方法についての工事の流れが分かる弊社のリフォーム施工例の動画(YouTube)をUPいたします。
1・・・既存のフローリングを剥がして新しいフローリングに張り替える方法
2・・・既存のフローリングを剥がして根太交換・床断熱材入れなども施工する方法
3・・・既存のフローリング材を剥がさずに、その上に新しいフローリングを張る方法
大きく分けて3つの方法となりますが、実際は住宅の構造・工法はさまざまなのでかなり細分化されます。年代でいうと平成10年以前に新築した木造住宅(木造軸組工法)のリフォームをお考えの方にはご参考になるのではないかと思います。
私的な見解も含まれますが平成10年前後を境に床の張り方が多種多様になっています。例えば、フローリング材の捨て張り・2重張り・3重張り・プレハブ工法等における床パネルや床断熱材。さらに床暖房(電気・温水・マットタイプ)の普及など、平成10年前後から多くの施工方法が出て来ました。もちろん、平成10年以前から上記以外の特殊な工法も多くあります。今回は特殊な工法ではなく木造軸組工法の1階部分におけるフローリング張りの施工方法についての工事例ですのでこれからリフォームをお考えの方にとって少しでも有益な情報としてお伝えすることが出来れば幸いです。
1.既存のフローリングを剥がして新しいフローリングに張り替える方法
フローリング張り替え(フローリングからフローリング)
既存のフローリングを剥がして新しいフローリングに張り替えるリフォーム
※フローリング材のみの交換
フローリング張り替えとしては基本的な張り替え方法です。既存の床下地である根太などの状況が良いことが施工条件となります。根太が傷んでいる場合や床が傾いている時などは根太の交換が必要となる場合があります。既存の根太の上端にフローリングを張る時の接着剤が付着して取れないケースも多くあります。ノミなどで時間をかけて丁寧に剥がす必要ああります。取れない場合は根太ごと交換した方が作業時間としては早い場合が多いです。
小山市OS様邸玄関ホールのリフォーム
こちらのページでリフォームの詳細をご覧頂けます。
2.既存のフローリングを剥がして根太交換・床断熱材入れなども施工する方法
フローリング張り替え(フローリングからフローリング)
既存のフローリングを剥がして新しいフローリングに張り替えるリフォーム
※根太交換・床断熱材入れ・構造用合板の捨て張りまで施工
根太が傷んでいる場合や床が傾いている時はこの施工方法が良いかと思います。また、根太を等間隔で取り付けれがフクビのフクフォームなどの床断熱材も簡単に入れることが出来ます。
小山市OM様邸洋室(子供部屋)リフォーム
こちらのページでリフォームの詳細をご覧頂けます。
3.既存のフローリング材を剥がさずに、その上に新しいフローリングを張る方法
既存のフローリングの上にフローリングを張ったリフォーム施工例
多くのリフォームで施工されている方法のひとつであると思います。既存の床材(フローリング)の上に施工するのでフローリング材の厚み分の段差が出来てしまうデメリットがあります。
※フローリング材の厚みは12mm・15mmなどです。
また、既存の床下地である根太が傷んでいる場合やフローリング自体の劣化が進んでいる場合はおすすめ出来ません。現況において著しい損傷がなければ、既存のフローリング材の補修・補強などをしながら新しいフローリング材を張ることが可能です。
小山市OS様邸リビングリフォーム
こちらのページでリフォームの詳細をご覧頂けます。
2017.09.25スタッフブログ担当/小野寺 秀行〈資格〉建築士、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー、給水装置工事主任技術者、栃木県震災建築物応急危険度判定士、福祉住環境コーディネーター、福祉用具専門相談員
住宅リフォームを専門分野とする建築士。特に木造住宅の設計・リフォームに関しては小山市・小山市周辺で2,800件以上の設計・施工実績(住宅リフォーム実務経験年数24年)趣味は登山・クライミングです。
小山市・野木町・栃木市・結城市・古河市です。
※車で30分以内を目安に工事対応エリアとさせて頂いております。
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